青空トラットリア 裏話

いつも谷下農園を応援してくださりありがとうございます。

 

前回に引き続き、青空トラットリアのお話を(o^―^o)

よく聞かれるのが『このアイディアはどこから?』ということです。

全国で見れば農園でランチとかディナーとかシェフとコラボとか珍しい話ではない気もするのですが、私たちがこのイベントを企画した一番元をたどると下呂市門和佐にあるカレー屋さん咖喱奔放​の宙さんが「ハウスでイベントやったら楽しそうじゃない?」という提案をしてくれたところからでした。

彼が以前、ハウスを使ったお友達の結婚式の二次会に出席した写真を見せてくれ、いいね―――と話が盛り上がったのです。

でもその時は全然頭の中に具体的なイメージはなく、できたらいいなー程度でした。

イベントの企画を持ちかけ、シェフやスタッフさんとミーティングをする中で段々と決まって行ったのでした。

 

実はこのミーティングやスタッフLINEに嫁は一度も誘われませんでした。恐らく入れると色々とうるさいことを言うだろうと思った農園主があえて入れなかったのだと思うのですが、嫁は時々聞く報告を受けるのみだったので何だかいつも中途半端な位置に居りました。

 

更に嫁が最後まで理解できない点がありました。

 

それは会計について決まっているのは会費だけ。あとは赤字にならなければいいでしょ!だったことです。え?そんなことで成り立つの???と、男たちのその会を眉をひそめて悶々と想像しておりました。絶対大変なことになるぞ!見ておけ!と思っておりました。

 

そんな気持ちで迎えた前日。お土産ブース用に届いた商品を何となく並べているうちに自然と嫁がその場の担当のようになっていたのです。もちろん、お釣り用の小銭なども何も準備されておらず、結局すべて嫁が用意する羽目に…( ;∀;)

 

許せない!何も相談もしなかったくせに!大変な仕事だけやらせて許さない!もう二度とやらない!と怒りに震えました。

その時は思ったのですがねーーー 何故でしょう。人間は満足感に満ち溢れると嫌なこともぜーんぶ忘れて次回の話とかしだしてしまう生き物なのでしょうか?

 

悔しいけど完敗です。今回の嫁の考察→金銭的なラインを引くことは自分たちの限界のラインを引くことでもある。

 

ただ楽しむことに貪欲に動いた男たち。

次回は文句を言わず黙って従います。と心のなかで呟く嫁でした。