種撒き1回目

いつも谷下農園を応援してくださりありがとうございます。

 

一気に小春日和の下呂市です。この土日はアウターを着ないで出かけることができたほどです。

昨日、3月5日に1回目の種撒きをしました。今年も大玉は麗月を作ります。それから少しだけ桃太郎を作ってみます。

飛騨ではこの麗月が主力の品種で、桃太郎は姿を消しつつあるようです。

麗月は味がよいだけでなく、実割れが少なく数もでき、棚持ちがよいということで『売る側』にとってとても都合がよい品種です。麗月だけでなく、スーパーに並ぶものはそちらを優先して選ばれることが多いそうです。

他にも美味しいものが沢山ある中で、売り手都合で選ばれた品種ばかりが並ぶのも残念だなと感じます。そんな想いもあり、今年は桃太郎をチョイスしました。

 

農園主は2月から少しづつ畑に出て準備をする中、嫁は家でパソコンに向かい顔をしかめておりました。そう…やってきましたこの季節 確定申告!

正直、農業を始める前には興味もなければ、知ることもなかった簿記。素人の嫁は借、貸?勘定?と(・・?だらけなのです。それでも青申も今年で3回目。少しづつ慣れてわかることも増えてきました。

今年の冬はお金のこと、簿記のこと、国の制度のことなどを勉強することができました。もっと早く知っておけば違っただろうなということも沢山あります。「こういうことは早く知っておいた方がいいよ」と、子供たちにも伝える事リストがまた一つ増えました。

 

子どもともゆっくり冬の時間を過ごせたことでまた気持ちをリセットし、今年度のトマトとも向き合えそうです。

​ ※保育園の送り風景。何気ないこの時間にも季節の移ろいを感じます。あとどれだけこんな風に一緒に歩けるかな?年を重ねるごとにその貴重さをしみじみと感じています。お別れと出会いの季節がやってきましたね。全国の卒業生、新入生のみなさま おめでとうございます‼